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劇場クラスター15日までに感染者59人 専門家「厳しい自主規制必要」「専門家がチェックを」

舞台でクラスターが発生した「シアターモリエール」=15日午後、東京都新宿区(萩原悠久人撮影)
舞台でクラスターが発生した「シアターモリエール」=15日午後、東京都新宿区(萩原悠久人撮影)

 東京・新宿の劇場「シアターモリエール」で6月30日から7月5日まで行われたアイドルの舞台「THE★JINRO-イケメン人狼アイドルは誰だ!!-」で発生した集団感染をめぐり、ライズコミュニケーションは15日時点で、出演者17人のほか、スタッフ8人、観客34人の計59人の感染が確認されたとホームページで公表した。15日にも観客などの感染者が全国で確認されたほか、業界団体のガイドラインに違反した可能性も指摘されており、波紋が広がっている。

 この問題について、東京医療保健大の菅原えりさ教授(感染制御学)は「事業所や店舗などは作成したガイドラインに沿って運営を再開することになったが、対策が本当に正しいものか、実際に守られているかの確認は難しいのが現状だ。今回の劇場での感染は間違った解釈に基づいて対策が取られた結果、拡大した可能性も考えられる。ガイドラインに適切な対策が盛り込まれ、機能しているかを専門家の目でチェックできる仕組みが必要だ。不安などがあればその都度、専門家に相談できる態勢づくりも求められる」と指摘した。

 また、日本大学危機管理学部の福田充教授は「経済や文化の再開と感染症対策は車の両輪。むしろ対策は今まで以上に厳しくしないといけない。ある劇場で集団感染が起きると、すべての劇場が危険だとカテゴリー化されてしまう。劇場や興行団体は、観客はもちろん業界そのものを守るため、あらゆる対策を厳しく行うべきだ。文化や芸術の場所に国が介入するには配慮が必要となる。だからこそ業界団体は対策ができていない劇場には営業させないくらいの自主規制を行う必要がある」とした。

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