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感染傾向に変化が…61人の大阪、経路不明者も高止まり

 大阪府内で15日、新型コロナウイルスの新規感染者が61人確認され、86日ぶりに60人を超えた。依然として20代などの若年層が多い一方、40代以上の中高年層で感染拡大の傾向がうかがえる。感染経路不明者も高止まりしており、府は警戒を強めている。

 府によると、年代別では61人のうち20代が最多の20人で、30代の11人が続く。中高年では40代と50代が6人ずつ、70代が4人、60代と80代が2人ずつだった。

 これまで府内では夜の繁華街を訪れるなどした20代の感染者が多かった。吉村洋文知事は、夜の繁華街で感染症対策が不十分な飲食店を「震源地」とみて、若者らに向けて3密(密集、密閉、密接)などの感染リスクが高い環境を避け、業種別の感染防止指針を順守している店舗を利用するよう呼びかけてきた。

 ただここに来て、感染拡大の傾向が変わりつつある。8日までの1週間では、40代の感染者は3人▽50代2人▽60代2人▽70代1人▽80代1人-だった。一方、15日までの1週間では40代が19人▽50代20人▽60代5人▽70代9人▽80代3人-と、各年代で増加している。

 高齢者だけでなく、40代でも基礎疾患がある人は死亡リスクが高いことが、これまでの府の調査で明らかになっている。この日、中高年層では大阪市の40代男性と堺市の60代女性に基礎疾患が確認された。担当者は「中高年の感染者が増えており、注意して推移をみないといけない」と話す。

 感染経路不明者数の動向も懸念される。9~15日の新規感染者数に占める経路不明者数の割合は、50~79%の高水準で推移。15日は66%だった。検査態勢が異なるため単純比較はできないが、府によると、経路不明者数の割合が6~9割の日が多かった3月下旬から4月上旬の水準に迫っているという。

 府の担当者は「クラスター(感染者集団)関連や感染者の濃厚接触者ではない人が多く、傾向がはっきりしない。引き続き感染経路の調査を続け、早期検査で感染者の把握につなげたい」と話した。

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