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東北各地の海水浴場、目立つ開設の見送り 人数制限も

開設中止が決まったいわき市の勿来海水浴場。散策していた親子連れは「仕方ない」と話していた=福島県(芹沢伸生撮影)
開設中止が決まったいわき市の勿来海水浴場。散策していた親子連れは「仕方ない」と話していた=福島県(芹沢伸生撮影)

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が東北地方などで解除されてから14日で2カ月が経過した。感染拡大防止を考慮し、東北各地では今年の開設を見送る海水浴場が目立つ一方、一部の海水浴場では人数制限を設定したり、検温や消毒を徹底した上で開設するなど、感染拡大防止に向けて試行錯誤している。

■期間を短縮

 宮城県では今夏オープンする予定だった13カ所の海水浴場のうち12カ所で見送る中、「サンオーレそではま」(南三陸町)は8月1~16日に開設。今年の期間は例年の半分程度に短縮し、1日当たりの来場者数で人数制限を設けるなど感染症対策を徹底する。

 サンオーレを運営する同町観光協会の阿部悠斗さんによると、駐車場が満車になるなどした場合、入場制限を実施。利用客は1日1500人程度になる見込みで、利用客には検温なども行う。阿部さんは「安全対策を行いながら準備をしていきたい」と語った。

 青森県では主要23水浴場(海と湖を含む)のうち6カ所で開設を見送った。昨年度は計約7万3千人の利用客でにぎわった八戸市の白浜、蕪島両海水浴場では例年より期間を短縮し、今月23日~8月16日とした。開設に当たっては定期的に場内放送で密集しないよう呼び掛けるなど感染防止対策を徹底する。

 岩手県では、浄土ケ浜(宮古市)、女遊戸(おなって)(同)、藤の川(同)など9カ所で開設を決定。オランダ島(山田町)は東日本大震災後初めて町民限定で開設する。ただ、県内で感染者が確認された場合には、宮古市や山田町、田野畑村では海水浴場を閉鎖する方針だという。一方、越喜来浪板(おきらいなみいた)(大船渡市)、綾里(同)など5カ所の海水浴場で開設を見送った。

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