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都内感染243人、連日最多 国内430人 夜の街対策で新拠点

会談後に会見した西村康稔経済再生担当相(中央)と小池百合子東京都知事(右)。左は地域医療機能推進機構の尾身茂理事長=10日午後、東京都千代田区(桐山弘太撮影)
会談後に会見した西村康稔経済再生担当相(中央)と小池百合子東京都知事(右)。左は地域医療機能推進機構の尾身茂理事長=10日午後、東京都千代田区(桐山弘太撮影)

 東京都の小池百合子知事は10日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染が新たに243人報告されたことを明らかにした。1日当たりの新規感染者数は9日の224人を上回り、2日連続で過去最多を更新。会見に続く神奈川、千葉、埼玉の3県知事とのテレビ会議では、感染防止策を実施している「夜の街」関連の店舗や施設の情報をデジタルサイネージ(電子看板)などを通じて発信する方針を確認した。

 国内では10日、新たに430人の感染者が確認され、緊急事態宣言解除後の最多を更新した。神奈川32人、埼玉44人、千葉12人のほか、大阪が22人で都市部の増加が目立つ。

 都によると、この日の感染者のうち、集団検査で判明したホストクラブの従業員ら夜の街関連は110人で、新宿エリアが93人だった。20代126人、30代60人など30代以下が全体の8割を占めた。6月30日~7月5日に都内で開催された舞台「THE★JINRO イケメン人狼アイドルは誰だ!!」の出演者や客ら10人も含まれる。この舞台に関連した感染者は累計14人に上るという。

 依然としてホストクラブやキャバクラなど夜の街関連の感染者が3~4割程度を占める状態が続く。

 小池氏は会見で、情報通信アプリ「LINE」を使ったサービスなど新たな重点策を提示。導入した店舗側に2次元コードが発行され、登録した従業員や客らに感染者の発生日時などが通知されるという。都は感染者が出た店舗に休業要請や協力金の支払いなどを行う区市町村の必要経費を負担する方針で補正予算案に盛り込んでおり、小池氏は「今後も取り組みをサポートしていく」と述べた。

 小池氏は10日夜、西村康稔経済再生担当相らと夜の街対策を協議。その後の記者会見で、集中的なPCR検査の実施や保健所機能の強化などで合意したことを明らかにした。感染者が少ない近県などからの保健師の派遣や、保健所の追跡調査などを補完する夜の街対策の新たな拠点の設置も検討していく。関係者によると、歌舞伎町がある新宿区を想定している。

 同席した新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は「感染は夜のクラスター(感染者集団)が核になって進んだことはほぼ間違いない」と指摘し、「リスクが高いと分かっているところにリソース(資源)を集中することが重要だ」と述べた。

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