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△5四金「リスク恐れず大舞台で試した」 ヒューリック杯棋聖戦第2局AI分析

 角交換から先手は銀を取り返し、手筋の歩打ちで後手陣を乱して57手目▲6六角までが攻めの後続手段。後手がどう受けるか難しいところだが、人間の第一感は玉のそばに守りの金を寄せる△3二金で、ソフトの解析でも有力。ただし先手に馬を作られるなどし、逆転の可能性も出てくる。ほかに示されたのが実戦の58手目△3一銀。貴重な持ち駒を手放すだけに指しづらく感じるが、守りが堅く先手から後続の攻めが難しい。激しい戦いの最中にも藤井七段は冷静に彼我の間合いを見切っていた。

 満を持して後手は62手目△8六歩から攻撃開始。先手は守りの手を続けるよりなく、反撃のターンが回ってこない。一手進むごとにソフトの評価値も後手有利に振れていく。70手目△7五桂と急所に桂を打った局面での評価値は後手にほぼ+1000点。こうなってはトッププロ同士の対局で逆転の余地はほぼない。以下も攻め続けて藤井七段の快勝譜が生まれた。(寄稿)

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