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【脳を知る】「特発性正常圧水頭症」 手術で改善可能性の認知症

 タップテストで症状改善がみられなかった場合には、正常圧水頭症の可能性が低くなります。経過を見るか、患者さんと相談の上、再度タップテストを行ってみることがあります。

 髄液シャント術は、たまった髄液を人工の細い管を介して脳から他の部位に逃がす髄液シャント術を行います。これには頭からおなかへ管を通す方法と、腰からおなかへ管を通す方法などがあります。

 それぞれ脳室-腹腔シャント、腰椎-腹腔シャントといいます。脳神経外科では数多く行われる手術の一つで、手術時間は2時間程度です。入院期間も2週間程度です。

 手術後、早期に効果がみられるのは歩行障害です。約80%以上で改善するとされています。尿失禁も約50%で、物忘れなどの認知症症状の改善は30~50%に有効とされています。

 特発性正常圧水頭症は適切に診断を行い、検査で症状が改善する見込みのある方のみに手術を行います。特発性正常圧水頭症の診断や検査については、脳神経内科や脳神経外科の外来を受診し、相談をしてみてください。

(和歌山・公立那賀病院副院長 脳神経外科 藤田浩二)

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