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【暮らし替えの道しるべ】(51)生前整理の始め方

 先日、遺品整理のご相談がありました。相談者の方は、「経験しないと遺品整理の大変さは分からないですね。頑張ってきたけどもう疲れました」とおっしゃっていました。

 遺品整理は、故人が生活していたそのままの状態で残っていて、部屋にある大量のモノを片付けなければいけないことも多いのです。一番大変な作業はキッチンです。整理するまでに時間がかかっていれば、腐っている食品も出てきます。冷蔵庫の中には食べ残しのおかずがお皿に盛られ、缶詰やマヨネーズ、調味料など詰め込まれた食品でぎゅうぎゅうに。

 買いに出るのが大変だからこそ、ためてしまうのです。通販を利用している高齢者も多く、定期的に届く健康食品などもストック品となってしまいます。

 缶詰を開け、中身を出して缶と生ごみに分別をする。1人でこの作業をすることを想像してみてください。相当な時間と労力がかかるのが分かるでしょう。休みのたびにこの作業が続き、頑張っても終わらない遺品整理は、抜けられないトンネルのようだという方もいました。遺品整理を経験した多くの息子さん、娘さんがこんなに苦しい思いをしているのです。だからこそ、元気なうちに自分の荷物を自分で片付ける「生前整理」をお勧めします。

 まずは、モノの量を確認してください。思っていた以上にモノが多いことに驚くと思います。食品は、消費期限を確認し期限が切れているものは処分します。

 若い時に書いた日記、写真などありませんか? 隠しておきたい個人的なものでも、遺品整理で家族にすべて見られてしまいます。見られたくないものは、どうすべきか今から考えておくことが必要です。(日本ホームステージング協会 代表理事 杉之原冨士子)

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