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第2波阻止へ知見結集 コロナ対策検証 山中教授ら初会合

新型コロナウイルス感染症対策の効果を検証する会議の会合で、あいさつする西村経済再生相(左上)、その右は黒川清委員長。奥の画面の右側は京都大の山中伸弥教授=1日午前、東京都千代田区
新型コロナウイルス感染症対策の効果を検証する会議の会合で、あいさつする西村経済再生相(左上)、その右は黒川清委員長。奥の画面の右側は京都大の山中伸弥教授=1日午前、東京都千代田区

 安倍晋三首相は、東京都の新型コロナウイルスの感染拡大状況を注視する構えを強めている。政府は現時点で緊急事態宣言の再発令に否定的だが、1日には、人との接触機会「8割削減」など新型コロナ対策の効果を検証する有識者会議の初会合を都内で開くなど、第2波の襲来に備えた動きを早めている。

 首相は1日、官邸で面会した自民党の岸田文雄政調会長に「数が増えているので注視しながら対応しなければならない」と伝えた。

 有識者会議では、3密回避や外出自粛、休業要請などの対策の効果を、人工知能(AI)やスーパーコンピューター「富岳」などを活用して分析する。委員長には黒川清・政策研究大学院大学名誉教授を迎え、iPS細胞(人工多能性幹細胞)開発でノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥・京都大教授らが委員として名を連ねる。日本が誇る最高度の技術や最新の知見を結集し、第2波への対策に役立てる考えだ。

 1日の会合は準備会合の位置付けで、西村康稔経済再生担当相は「大きな流行を抑えてきた経験、新たな知見を踏まえて対策をより進化させていきたい」と述べた。会合後の記者会見では「9月のしかるべきタイミングには次の波に備えたい」と説明した。

 西村氏によると、会合で山中氏は「世界中でわが国の対策に注目が集まっている」と述べ、各国の対策と比較し評価するよう提案した。医療など現場の改善につながる成果を目指すことや、英語による海外への発信を求める意見も出た。

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