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【書評】『食っちゃ寝て書いて』小野寺史宜著

『食っちゃ寝て書いて』小野寺史宜著
『食っちゃ寝て書いて』小野寺史宜著

 作家の横尾成吾はここ数年、鳴かず飛ばずの状態で、ついにボツをくらってしまう。新しく担当になった編集者の井草菜種は、ヒット作が出せずに焦っていたが-。

 50歳を前に独身でワンルームのアパートに住む横尾は、ストイックに小説を書き続ける。先の見えない時代だからこそ、「自分にはこれしかない」と生きる横尾の姿に、強さを感じる。「食べる」「寝る」だけではない、大事なことを人生で見つけられたら幸せだ。

 章ごとに2人の視点が切り替わる構成で、最後のオチも凝っている。軽妙な語りで読みやすく、読後感もさわやかだ。(KADOKAWA・1700円+税)

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