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【就活リサーチ】選考解禁1カ月 山場を迎えた就職戦線

 令和3年卒業予定者の選考解禁からまもなく1カ月。当社の学生調査では、6月1日現在の内定率は6割を超えました(64%)。選考解禁月の内定率としては高い水準といえるものの、前年実績(71・1%)を大きく下回りました。

 近年、就職戦線は売り手市場を背景に早期化が進んできたこともあり、今年も序盤は速いペースで進行していましたが、緊急事態宣言が出された4月以降は採用活動が停滞する企業が目立ち、内定出しのペースが鈍化。5月1日時点の内定率は前年同期比微減にとどまっていましたが、この1カ月で前年との差は広がりました。

 「予定よりスピードは遅いものの、志望企業の選考が着実に進んでいる」と手応えを感じている学生がいる一方で、「選考がたびたび延期になり、いつになったら受けられるのか」「5月中には1社は内定を得て、6月に本命の選考を迎えたかったが、面接すらほとんど受けていない」と先が見えない状況に、焦る学生も少なくありません。

 ただ、緊急事態宣言が全面解除されたこともあり、6月以降、採用活動を再開した企業も増えてきました。「最近になって一斉に選考案内が来た」「説明会や面接が徐々に増えてきて、就活モードになってきた」と、気持ちを新たにする学生も見られます。しかし、長く選考が中断されていたことで、就職活動へのモチベーションが下がってしまい、苦労している学生もいるようです。「最終面接は対面で実施したいという意向で2カ月近く選考が中断していた。時間が空いたので不安」「選考がほとんど延期になっていたので、まだ面接に慣れていなくて、なかなか通過できない」という声も。

 また、今年は対面での接触が制限されていた期間に、オンラインによる選考が急増しましたが、「WEB面接が苦手で、どうしてもうまくいかない」と悩みを抱える学生も少なくありません。反対に、WEB面接はたくさん経験して慣れたものの、最近になって初めて、直接対面での面接を受ける人もいます。会社を訪問すること自体が久しぶりで、基本的なマナーを改めて確認している就活生もいるようです。

 新型コロナの影響により、あらゆる面で前例のない就職活動を強いられている今年の就活生。企業が採用数を削減するのではないかと不安を募らせている人も多いでしょう。ただ、当社が5月下旬に実施した調査では、7月以降も採用活動を継続する予定の企業が7割を超えています。周りと比べて必要以上に焦ることなく、自分自身が納得のいくキャリアを見つけてもらいたいです。(キャリタスリサーチ 松本あゆみ)

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