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世界最小の恐竜卵を発見 わずか10グラム、兵庫の地層

兵庫県丹波市の地層から見つかった世界最小の恐竜の卵の化石。紫色と水色の矢印の位置にそれぞれ1個ずつ卵の殻がある(筑波大、兵庫県立人と自然の博物館提供)
兵庫県丹波市の地層から見つかった世界最小の恐竜の卵の化石。紫色と水色の矢印の位置にそれぞれ1個ずつ卵の殻がある(筑波大、兵庫県立人と自然の博物館提供)

 世界最小となる小型恐竜の卵の化石を、兵庫県丹波市にある1億1千万年前(白亜紀前期)の地層から発見したと、筑波大や兵庫県立人と自然の博物館の研究チームが23日発表した。殻の構造などからティラノサウルスなどと同じ獣脚類に属する恐竜が産んだ新種の卵と確認された。

 長さ約4・5センチ、幅約2センチで人の親指ほどの大きさ。重さは約10グラムでウズラの卵ほどと推定される。小さなサイズの恐竜は化石として残りにくく、姿や生態などに謎が多い。チームの田中康平・筑波大助教は「小型種がどのように繁殖や巣作りしていたか解明するのにつながる」と期待する。

 平成27~昨年、多くの恐竜化石が見つかっている丹波市の「篠山層群」を発掘。卵の形が残る化石や殻の破片など約1300点を見つけた。たくさん卵が密集しており、巣の跡とみられる。

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