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新型コロナ存在を前提の「新しい日常」 出勤再開の憂鬱、どうすれば…

気持ち折らずに働くには

 出勤再開による心身疲労を心配する声は、医療関係者からも上がる。

 「首都圏は通勤が遠距離になりがち。電車内で立ちっぱなしになることも多く、通勤に体力を要する。在宅勤務で体力が落ちた後はさらにつらく感じるはず」と話すのは、産業医として十数社で従業員の健康管理やカウンセリングを担当する、ドクターズヘルスケア産業医事務所代表の矢島新子医師=写真=だ。

 矢島医師は緊急事態宣言下、各社の在宅勤務中の社員にオンラインで面談を行ってきた。生活リズムを崩さない人もいれば、「昼間なのにカーテンを閉めてベッドの上で仕事をしている人もいた」という。それ以外にも、在宅勤務中は通勤をしない分、起床がだんだん遅くなり、昼夜のリズムが崩れて朝起きられなくなっている人も目立ったそうだ。

 加えて、梅雨どきの6月は心身のバランスを崩しやすい季節でもあるという。

 「低気圧に覆われて、自律神経のバランスが崩れやすい。この時期に心身に負担をかけるのはそもそも避けたほうがいい」

 では、通勤も再開し、「新しい日常」へと暮らしのテンポが上がる中、心身の健康を守るためにはどんなことに気をつければいいのか。

 「まずは歩くようにして体力を戻し、時間の流れにも慣れさせること」と矢島医師。在宅勤務の日でも歩数計を身につけて、1日5千歩を目安に歩いたり、出勤日と同じ時間に起きたりするようにするとよい。

 また、これまで部屋着で在宅勤務をしていた、という人は、朝、仕事着に着替え、化粧をする習慣から復活させるのもおすすめだという。

 「電車通勤がなかったり、上司の顔を見なくて済んだり、在宅勤務中に心身の負荷が下がって幸せだったという声もある。出社再開後も無理に周囲のペースに合わせようと頑張りすぎないで」と矢島医師は呼び掛けている。

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