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【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】〈776〉河井夫妻、逮捕の朝に電話で…

参院本会議を終え、記者団の問いかけに無言で議場を後にする河井案里参院議員=12日午後、国会内(春名中撮影)
参院本会議を終え、記者団の問いかけに無言で議場を後にする河井案里参院議員=12日午後、国会内(春名中撮影)

 新聞各紙1面トップで河井克行、案里夫妻逮捕を報じている。

 夫妻には仕事で世話になり、二人の明るい人柄もよく知っているので、残念でならない。

 昨年10月「ウグイス嬢3万円」スクープで、きっかけをつくった『週刊文春』(6月25日号)が「『河井捜査を妨害』安倍VS特捜検察 暗闘230日」。

 『週刊新潮』(6月25日早苗月増大号)が「ついに逮捕でも検事総長を悩ます『河井案里』捜査担当検事の自殺」。

 『文春』、「暗闘230日」という割にはその部分の中身は薄い。『新潮』、「捜査検事の自殺」も今週号を読む限りでは、捜査とは関係がなさそう。

 『文春』には常井健一さん(ノンフィクションライター)のインタビュー「『もらい事故って感じですよ』河井案里独占告白3時間」も併載。素直に何でもしゃべってしまう案里さん。人柄がよく出ており、読んでいてつらかった。

 逮捕の朝、電話で二人と話をしたが、気丈に振る舞っていた。

 二人の再起を願っている。

 『新潮』のトップは「『Go Toキャンペーン』も食い物にする『パソナ』の政治家饗宴リスト」。

 何しろ『新潮』、竹中平蔵氏と南部靖之パソナグループ代表がよほど気にくわないらしく、“迎賓館”仁風林のパーティーなど、これまで何度も取り上げている。

 今回は今、新型コロナで注目の西村康稔大臣も参加していたから取り上げたというのがミエミエで新味なし。

 先々週号から『サンデー毎日』で始まった、森功さん(ノンフィクション作家)の連載「鬼才 齋藤十一」。“新潮社の天皇”といわれ、『週刊新潮』『フォーカス』を創刊した出版界の巨人を描いて興味津々。

 『週刊新潮』のコンセプトは「俗人が興味を持つのはカネと女と事件」といい、『フォーカス』創刊の意味を問われて「キミは殺人者の顔を見たくないか」と喝破したというのは有名なエピソード。今後が楽しみな連載だ。

(月刊『Hanada』編集長)

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