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次世代加速器ILCの日本建設 欧州研究所が支持

 宇宙の成り立ちを探るため、日米欧などの物理学者が東北地方に建設を目指す巨大実験装置の次世代加速器「国際リニアコライダー(ILC)」について、欧州合同原子核研究所(CERN)は19日、今後の素粒子物理学研究に重要な装置と位置づけ、適切な時期に実現するなら積極的に協力すると明記した次期欧州素粒子物理戦略を決定した。

 欧州の素粒子物理学研究を主導するCERNが、踏み込んだ形で支持を表明したことは、構想実現への追い風となる。ただ、日本では日米欧で分担する最大8千億円の巨額建設費などが問題視されており、政府は明確な誘致の意思を表明していない。CERNは誘致の意思を早期に明確化するよう日本政府に求めた格好だ。

 ILCは全長20キロのトンネル内で、ほぼ光速に加速した粒子同士を衝突させ、宇宙誕生直後の超高温状態を再現する実験施設。物理学の新たな理論につながるノーベル賞級の成果が期待され、岩手・宮城両県にまたがる北上山地への建設が構想されている。

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