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コロナ禍で変わる検視の手順 栃木県警、2次感染リスクに対策徹底

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■接触前に

 コロナ禍以前に県警が変死体を発見、または発見したとの通報を受けた場合、警察官が5~6人で現場に向かい検視や周辺の捜査を実施。その後、必要に応じて司法解剖に回していた。

 コロナ禍以降は、現場へ足を踏み入れる前に、電話などで遺族や周囲に生前の発熱や肺炎など、感染が疑われる症状がなかったかや直近の行動を確認。それが終了して初めて変死体に接触している。

 感染の可能性があると県警が判断した場合、防護服やマスク、ゴーグルを着用した警察官1人が医師とともに変死体から検体を採取しPCR検査に回す。検査結果が出るまでは変死体に誰も近づかないようにし、陰性ならそのまま検視を実施、陽性なら保健所の指示を仰いでその後の方針が決まるという。

 県外では検査人員や設備不足などで、変死体のPCR検査が拒否される事例も確認されているが、県警が保健所に依頼した変死体のPCR検査はこれまですべて行われているという。「感染していたかどうか不明なままでは遺族が不安を抱えるため、幸いなこと」と、捜査関係者は胸をなでおろす。県内での新型コロナウイルスの流行は小康状態だが、県警は「警察業務の運営に支障が生じないよう、感染症対策を徹底していく」としている。

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