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「鮭川歌舞伎」を無観客公演 山形、新型コロナ収束願い

白浪五人男で赤星十三郎を演じた西野哲史さん(右)は、伸びのある声で口上を述べた=14日、山形県鮭川村(柏崎幸三撮影)
白浪五人男で赤星十三郎を演じた西野哲史さん(右)は、伸びのある声で口上を述べた=14日、山形県鮭川村(柏崎幸三撮影)
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 江戸後期の安永2年から約250年続く山形県指定無形民俗文化財「鮭川歌舞伎」の特別公演が14日、山形県鮭川村の村中央公民館で開催された。新型コロナウイルスの影響で観客を呼んでの定期公演は一時中止になったが、「コロナ収束を願い演じよう」と若手演者が中心となって動画送信で特別公演を行った。

 演目は役者同士でソーシャルディスタンスを取りやすい「寿式三番叟」「白浪五人男」を選んだ。鮭川村出身の若者らが演者となり、仕事を終えた午後6時過ぎから公民館に集まり約1カ月間、猛練習を続けてきた。

 最初に演じた寿式三番叟は、場を清める意味をもつことから新型コロナウイルスの早期収束にもつながると、力強く演じられた。

 続く白浪五人男は、艶やかな衣装をまとった頭取の日本駄右衛門から辨天小僧菊之助、忠信利平、赤星十三郎、南郷力丸がそれぞれ、「鮭」「川」「歌」「舞」「伎」と書かれた傘を手にもち、力強い口上を披露した。

 公演を終えた赤星十三郎役の西野哲史さんは「新型コロナを吹き飛ばそうと願い演じたが、目の前に観客はいないので不思議な感じでした。でも練習のとき以上によくできたと思う」と話していた。

 この日の演目はビデオ収録され、21日正午にYou Tubeで動画配信される。

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