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目指せ「ソロキャンプの聖地」 茨城県が誘致推進

茨城県城里町のキャンプ場「城里ふれあいの里」で、冬に行われた焚火の様子(県職員提供)
茨城県城里町のキャンプ場「城里ふれあいの里」で、冬に行われた焚火の様子(県職員提供)
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 県内全ての海水浴場が今夏の開設を断念し、大きな観光資源を封じられた茨城県が、新たな観光需要を見据え、キャンプの誘客促進を画策している。海だけでなく、山、川、湖などの自然に恵まれ、東京圏とも近い独自の特徴を持つ茨城。「ポストコロナ」に備え、これまで観光誘致の弱点だった東京圏との近さを武器に変え、手軽な「ソロキャンプ」や「冬キャンプ」のPRを進める。

 一般的にキャンプは、夏休みなどの連休に大人数で楽しむイメージが強い。ところが近年、1人の時間を楽しむ「ソロキャンプ」、オフシーズンの冬に焚火や星を見る「冬キャンプ」の需要がじわじわと伸びつつある。日本オートキャンプ協会の調査では、キャンプ同行者について「単独」が全体に占める割合は、平成26年の2%から30年には5%にまで増えた。冬キャンプ(1、2、3、12月)の利用者も、29年から30年にかけて約5%増加した。

 加えて、新型コロナウイルスの影響でアウトドアレジャーが注目されていることもあり、県は6月の補正予算案で、キャンプ事業としては初めて単独予算(2200万円)を計上した。「いばらきキャンプ魅力発信事業」と題し、県内キャンプ場の総合窓口となるWEBサイトの立ち上げや、国内最大級のキャンプ場予約サイトとの連携などの実施を予定している。県内のキャンプ場数は全国1位の163件(平成30年度、スポーツ庁調査)。総合案内のサイトでキャンプ場の予約などがワンストップでできるようになれば、全国的な需要増も期待できる。

 県が、茨城独自のキャンプスタイルとして確立したいのが「ソロキャンプ」と「冬キャンプ」だ。県内の観光は、春から秋にかけては、国営ひたち海浜公園(ひたちなか市)のネモフィラやコキアを筆頭に県内各地の自然公園の花々に加え、海水浴場など魅力的な観光地が豊富だが、冬になると激減する弱点がある。

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