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【くじら日記】餌付けに苦心 2頭新たに飼育

コビレゴンドウを餌付けする飼育員ら=太地町立くじらの博物館
コビレゴンドウを餌付けする飼育員ら=太地町立くじらの博物館

 和歌山県太地町沖のイルカ追い込み漁で捕獲されたコビレゴンドウ2頭を4月下旬から、新たに飼育することになりました。コビレゴンドウは、太地町立くじらの博物館で飼育するクジラの仲間9種の中で最も大きく、成熟した雄個体は体長6・1メートル、体重3600キロに達します。

 丸みを帯びた大きな頭が特徴で、ゴンドウ(巨頭)の名にふさわしい体つきをしています。当館での本種飼育の歴史は長く、1969(昭和44)年に開館した後、最初に飼育展示したクジラがこのコビレゴンドウでした。また、85(60)年に飼育を開始した雄の「ゴンタ」は当時体長3メートル8センチ、体重405キロでしたが、95(平成7)年までに体長4メートル73センチ、体重800キロに成長しました。ゴンタの飼育期間は94(6)年に当時世界最長だった8年9カ月18日を超え、注目されました。コビレゴンドウは開館以来、当館の代表的なクジラとして親しまれています。

 コビレゴンドウは体が大きいことに加え、非常に神経質であるため、飼育は簡単ではありません。特に、環境に慣れにくく、餌付けが難しいため、今回も、飼育員は相当の覚悟で臨みました。まず飼育する場所は、先輩のコビレゴンドウ2頭が飼育されている水槽を選びました。一緒に飼育することで、安心感が得られ、環境に早く慣れると考えました。ただ、先住個体との相性が悪かったり、互いに力を誇示しようとしたりすれば、たちまち闘争になる可能性もあります。緊張する中、同居させると、見事に4頭が並んで泳ぎ始めました。

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