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給食再開の動き本格化 対面避けて献立少なく…さまざまな工夫

 さらに厳重な対策をとる自治体もある。三重県亀山市では市立小中全児童・生徒に、透明なフィルムとプラスチックを使った衝立を配布。机の上に設置することで、前と左右の3方向を守られた状態で食事をとる。愛知県北名古屋市は市立小中全児童・生徒分のお盆を購入し配布。なるべく本人以外が自分の皿に触れることを防ぐためで、市教委の担当者は「口に入るものを扱う給食のときが一番危ない」と指摘した。

文科省、マニュアルでリスクごと分類

 学校給食に関する新型コロナウイルス対策は、文部科学省の衛生管理マニュアルで地域の感染状況に応じて具体的に提示している。

 マニュアルでは、自治体の判断により学校ごとに感染リスクが高い方からレベル3~1の段階で分類。授業や部活動など場面ごとの対策を詳細に示した。

 うち給食については、基本的な対策として、飛沫(ひまつ)感染を防ぐため机を向かい合わせにしないようにしたり、会話を控えたりするなどの措置を求めている。

 感染リスクが高い地域にある「レベル3」の学校では、最もリスクがある配膳の過程を省略できる品数の少ない献立を推奨。汁物に具をたくさん入れるなどの工夫を要請している。教室で配膳せずに調理場の段階で弁当容器に盛り付けること、それが困難な場合はパンと牛乳など配膳を伴わない献立の検討も例示した。

 感染拡大に注意が必要な地域にある「レベル2」の学校は、通常の給食の提供方法に徐々に戻していくようにした上で、途中で地域に感染者が確認された場合はレベル3の対応に戻すことなどを要請。感染リスクが低い「レベル1」の学校は通常通りとしている。

 緊急事態宣言の解除後は全国的にどの地域もほぼ「レベル2」「レベル1」相当とみられるが、慎重を期して「レベル3」相当の策を講じて給食を再開する学校が目立っている。

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