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【くじら日記】1日に食べる餌は20キロ超 

休館中のくじらの博物館で、クジラに餌をやる飼育員ら=和歌山県太地町
休館中のくじらの博物館で、クジラに餌をやる飼育員ら=和歌山県太地町

 和歌山県南部に位置する太地町の美しい海岸と緑に囲まれた風光明媚な入り江に広がるのが、51年の歴史を持つ太地町立くじらの博物館です。

 毎年ゴールデンウイークにはたくさんのお客さまでにぎわうのですが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため4月13日から2度目の臨時休館措置をとり(現在は開館)、スタッフ以外の人気はなく閑散としていました。

 しかし、耳を澄ますと「キュイキュイ」といった愛くるしい鳴き声や「ブフォー」といった豪快な息遣いが聞こえ、海面に目を向けると水しぶきとともに巨体が姿を見せます。その正体は、ここで生活する約40頭のクジラの仲間たち。休館中も、彼らはいつもと変りなく泳ぎ回り、遊び、たくさんの餌を食べています。その彼らの世話をする飼育スタッフもまた忙しい日々を送っています。

 今回は当館で生活するクジラがどのような生き物か簡単にご紹介したいと思います。

 クジラは世界中で約90種確認されており、口の中にヒゲを持つヒゲクジラと、歯を持つハクジラに大きく分かれます。ヒゲクジラは比較的大型種で、皆さまがクジラといって思い浮かべるのはおそらくこの仲間だと思います。

 当館が飼育展示する9種(コビレゴンドウ、オキゴンドウ、ハナゴンドウ、カズハゴンドウ、バンドウイルカ、シワハイルカ、カマイルカ、スジイルカ、マダライルカ)は、いずれもハクジラの仲間です。比較的小型の種類ですが、それでも、当館で一番大きいクジラは体長4・3メートル、体重は610キロ、1日に食べる餌の量は20キロを超えます。

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