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【書評】『銀花の蔵』遠田潤子著

 小学生の山尾銀花は、絵描きの父、料理上手の母と暮らしていたが、父が老舗の醤油(しょうゆ)蔵を営む実家を継ぐため、一家で移り住む。その家にはいつも険しい表情の祖母や奔放な性格の叔母らがいて、座敷童が出るという蔵があった。

 銀花は、無邪気だが、ある秘密を持った母の存在に悩み、醤油造りに向かない父を助けたいと願いながら成長する。だが、その家には次々と悲痛な出来事が襲い…。

 昭和から平成にかけて、家を必死に守ろうとする人々を描いた大河小説。物語の意外な展開、謎解きの要素にも引き込まれながら銀花の一途さ、家族の絆が胸に迫る。(新潮社・1700円+税)

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