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東京アラートを発動 34人感染、再拡大の兆候で警告

東京アラートのため赤く光るレインボーブリッジ=2日午後、東京都港区(宮崎瑞穂撮影)
東京アラートのため赤く光るレインボーブリッジ=2日午後、東京都港区(宮崎瑞穂撮影)
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 東京都は2日、新型コロナウイルスの感染者が新たに34人報告されたと発表した。30人以上になるのは5月14日以来19日ぶり。このうち、感染が相次いでいる武蔵野中央病院(東京都小金井市)の患者と職員計13人が占めた。都は夜の繁華街で感染が増えていることなどを踏まえ、感染再拡大の兆候がある場合に警告する「東京アラート」を初めて発動した。

 都は休業要請を段階的に緩和する「ロードマップ」(行程表)で、東京アラートを経ても感染状況が悪化した場合には休業の再要請に踏み切るとしている。緩和は第2段階(第2ステップ)に移行しており、小池百合子知事は2日の都議会本会議でアラート発動によって即座にステップは変わらないとの認識を示した。

 都はこれまで東京アラートに関して、1週間平均で1日当たりの新規感染者数が20人以上になった場合、感染経路不明の割合、週単位の感染者増加比もあわせた3指標で感染状況を総合的に分析して発動を決めるとしてきた。

 2日時点で新規感染者数は16・3人。20人は下回っているが、休業要請の対象である接待を伴う夜の繁華街の飲食店で関係者の感染が増加傾向にあることを踏まえ、感染第2波の抑止に向けて強い注意喚起が必要と判断したもようだ。

 都によると、5月18日~25日までの8日間で確認された感染者58人のうち、夜の繁華街で接待を伴う飲食店などの従業員や客は6人にとどまっていた。しかし、5月26日~6月1日までの1週間では90人のうち、約3割に相当する26人を占めている。新宿エリアでの感染が目立つという。

 武蔵野中央病院は、2日までに患者24人、職員7人の計31人の感染が確認されたと発表。病院や都によると、いずれも都の集計に計上されている。感染者が確認された病棟の患者62人にPCR検査を実施し、感染が判明した24人以外は全員陰性と確認された。全ての職員に加え、出入り業者の社員ら300人以上にもPCR検査を行っている。

 一方、加藤勝信厚生労働相は2日の閣議後記者会見で、感染者が増加している北九州市でクラスター(感染者集団)が発生したかどうかに関し、市や福岡県が調査中だとして、「今の段階で判断し得る状況にない」と述べた。厚労省もクラスター対策班を北九州市に派遣し、確認作業を進めている。

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