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【がん電話相談から】甲状腺がん、術後3年で再発の可能性

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 Q 60代男性です。平成29年11月、内科で頸(けい)部の触診と超音波(エコー)検査を受け、異常を指摘されました。甲状腺専門医を受診し、詳しい検査の結果、甲状腺乳頭がんと診断、リンパ節転移も確認されました。30年1月、甲状腺全摘出とリンパ節郭(かく)清(せい)(切除)、気管切開を受けました。同年6月、肺に転移が見つかり、アイソトープ(放射線ヨウ素)治療を行いました。令和元年6月、再度、アイソトープ治療を受けたところ、肺への転移は消失していました。今年3月、超音波検査で頸部リンパ節2カ所に再発の疑いを指摘されました。主治医によると、数カ月間、経過観察とのことですが、それまでの間、不安が募ります。

 A 肺への転移が消えたことは好材料ですが、甲状腺がんに関しては初回手術(全摘出)と2回のアイソトープ治療でも根治せず、微小ながん細胞が時間とともに顕在化してきた状況と考えられます。

 Q 甲状腺がんとはどのようながんですか。

 A 甲状腺がんは一般的に、性格がおとなしく、生命予後のよい(治療後に生存する期間が長い)がんとされています。一方で、術後に再発や転移を繰り返し治療に難渋する場合もあります。もともと大きい腫瘍やリンパ節転移を伴う、いわゆる高危険度・乳頭がんとされるものは厳重な経過観察が必要です。

 Q 今後、どのような検査になりますか。

 A 今回のように甲状腺乳頭がんで小さなリンパ節転移の場合は、高危険度のタイプではないと思われます。超音波やCT(コンピューター断層撮影)検査をしながら経過観察していくことが多いでしょう。

 Q 再発が確認されたら、次はどのような治療方法があるのでしょうか。

 A 甲状腺がんの治療では初回・再発ともに、手術で病気を取り除くことが一番の治療方法です。放射線治療や抗がん剤治療も行われますが、手術での根治治療が困難である場合の選択肢となります。

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