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「感染者出さぬ」大阪のラウンジ、営業再開へ喜びと緊張

メジャーを見ながら接客の距離を測る。営業再開後は1席分空けて着席するなどの対応をとる予定だ=29日午後、大阪市中央区(渡辺恭晃撮影)
メジャーを見ながら接客の距離を測る。営業再開後は1席分空けて着席するなどの対応をとる予定だ=29日午後、大阪市中央区(渡辺恭晃撮影)
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 「接待を伴う飲食店」として大阪府独自のガイドラインを守った上での営業が可能となったラウンジ。来月1日から約1カ月半ぶりに再開する大阪・ミナミの会員制ラウンジ「WIF(ウイフ)」でも、期待と戸惑いを抱えながら“その日”を待つ。

 「営業の再開はありがたいが、感染者を出してはいけない緊張感があります」。29日午後、オーナーの東尾哲哉さん(49)はカウンターを入念に拭きながら表情を引き締めた。

 府の休業要請を受け4月14日から休業。売り上げは前年に比べて、3月で35%、4月で15%、5月はゼロに落ち込んだ。

 営業再開に向けて同店でも、府のガイドラインに従って、換気のほか、各テーブルにアルコール消毒液やマスクを用意。テーブル間に設置するついたての準備も進めている。入り口には、靴底を消毒するためのシートも置いた。

 店内にはソファとカウンター合わせて38席。ガイドラインに沿うと半分ほどの利用になる見込みで、東尾さんは「売り上げにも影響してくるだろう」と語る。

 ラウンジは、ホステスが接客し飲食やカラオケなどを楽しむ場。ホステスは客の隣に座っていたが、今後は横並びで間隔をあけてマスク着用も求められることから、同店ではメジャーで距離を測った。

営業再開に向けて準備する「WIF」の従業員=29日午後、大阪市中央区(渡辺恭晃撮影)
営業再開に向けて準備する「WIF」の従業員=29日午後、大阪市中央区(渡辺恭晃撮影)
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 ホステスの華澄さん(27)は「お客さまの表情を読み取ることが大事だが、マスクだと分かりにくい」とし、「飲み物を提供する際の手指の消毒などの対策をあまり頻繁にすると、楽しんでいただけるか不安」と戸惑いをみせる。

 それでも、営業再開に向けて、常連客らから問い合わせが来ており、東尾さんは「ガイドラインを守りながら新しい営業の形を探っていきたい」と話した。(小泉一敏)

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