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警戒レベル下げても客足遠く 人影まばらな伊香保温泉

伊香保温泉の石段街。観光客の姿は数えるほどしかなかった=29日午後2時20分ごろ
伊香保温泉の石段街。観光客の姿は数えるほどしかなかった=29日午後2時20分ごろ

 新型コロナウイルスの感染拡大に対する県内の警戒レベルも30日から「2」に引き下げられるが、首都圏からの観光客の移動が当面見込めないこともあり、観光客の出足は鈍い。有数の観光地・伊香保温泉の石段街では、飲食店や販売店が営業を再開したが、人影はまばら。「こんなに人がいないとは…」。久々に訪れた観光客も声を失った。

 緊急事態宣言が解除されて以降、初めて家族とドライブで伊香保温泉を訪れた太田市の会社員、岡田真彦さんは石段街の閑散とした光景に驚いたという。客の姿がほとんどなく、石段に付属する足湯も感染防止のため使用を休止していた。

 「こんなに人がいないとは思わなかった。以前のようなにぎわいは戻るのか」。大型連休中と比較すれば人影はあるものの例年とは比べようもない。週末の旅館予約も「非常に少ない」(渋川伊香保温泉観光協会)。ハワイや全国からフラダンスチームが参加する夏の定番イベント「伊香保ハワイアンフェスティバル」も中止が決まった。

 伊香保温泉の強みは榛名湖やおもちゃと人形自動車博物館、水沢観音など、温泉周辺に周遊できる施設や観光地を数多く抱えている点にある。中でも伊香保グリーン牧場(渋川市金井)は親子連れに人気があり、30日から全面的に営業再開される。ただ一番人気の「シープドッグショー」には支障が出ている。

 ニュージーランド人の羊飼いが牧羊犬を駆使して牧草地の羊の群れを自在に動かす名物イベントだが、肝心の羊飼いが入国制限の影響で来日できていない。

 「今年は開園50周年という、おめでたい年なのに繁忙期のゴールデンウイークに休園し、収入源の団体客はキャンセル続き。どこも同じかもしれませんが、本当に痛い」。同園の広報担当の声は悲痛だ。

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