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レムデシビル、早期回復に有効 国際治験で確認

新型コロナウイルス感染症の治療に期待されている抗ウイルス薬「レムデシビル」(ロイター)
新型コロナウイルス感染症の治療に期待されている抗ウイルス薬「レムデシビル」(ロイター)

 新型コロナウイルスの初の治療薬として厚生労働省が承認した「レムデシビル」について国立国際医療研究センターは29日、日米欧などが実施した国際共同治験で患者の早期回復に効果があり、副作用などの問題はなかったとする中間報告を公表した。

 厚労省は今月上旬、開発元の米企業による治験で治療期間を短縮できる可能性が示されていたことなどから、国際共同治験の最終結果を待たずに特例で承認した。一定の有効性が改めて確認され、承認の妥当性を補強する形となった。

 中間報告では入院治療が必要な患者約1千人について、レムデシビルの投与の有無で経過を比べた。その結果、回復までの期間(中央値)は投与した患者が11日で、投与しなかった患者の15日より4日短かった。特に酸素供給が必要な重症者に効果が期待できるという。

 治験の対象となってから14日目までの死亡率も、投与した患者の方が低かったが、統計学的に明確な差はなかった。最終報告の公表時期は未定としている。

 一方、患者の過剰な免疫反応が重症化につながる可能性が指摘されていることから、関節リウマチ治療薬「バリシチニブ」を併用する別の国際共同治験も開始したことを明らかにした。

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