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飼い主感染、ペットどうする コロナ禍で受け皿拡大、無償預かりも

防護服姿でペットを受け取りに行くアニコムホールディングスのスタッフ=千葉県(同社提供)
防護服姿でペットを受け取りに行くアニコムホールディングスのスタッフ=千葉県(同社提供)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ペットの飼い主が感染した場合に、無償でペットを預かるサービスを提供する動きが広がっている。「感染したらペットの世話はどうすればいいか」などの問い合わせが事業者らに相次いでいるためだ。飼育者の不安を少しでも解消し、ペットたちの受け皿になろうと、事業者らは知恵を絞っている。(王美慧)

 「肺炎で急遽(きゅうきょ)入院することになった。犬が家に取り残されてしまう」

 5月初旬、感染が疑われる都内の男性から、ペット保険会社などを傘下に持つ「アニコムホールディングス」(新宿区)に相談が寄せられた。翌日、同社が男性に電話で連絡すると、前夜にすでに犬を残して入院。急な入院でペットの預け先を探せる状況ではなかったという。すぐに同社スタッフが男性宅へと向かい、鍵を預かっていた知人を介し、犬を引き取った。

■PCR検査を実施

 同社は、ペットの飼育者らが感染または感染疑いとなった場合に、入院や隔離生活を送る間、専用施設でペットを無償で預かるプロジェクト「♯StayAnicom(ステイアニコム)」を4月から始めた。

 対象は主に犬と猫で、ペット保険の加入は問わず、同社サイトから申し込みできる。飼い主や家族の感染確認後、千葉県内にある施設で預かる。

 施設では、獣医師や動物看護師ら複数人が防護服などを着用して対応する。1世帯ずつゲージを設け、各ゲージは約1・5メートル離して配置。2次感染防止のため、ペットは受け入れ直後と翌日にPCR検査を実施し、1週間後の再検査で陰性と確認できれば動物病院で管理する。同社は神奈川県内にも新たに専用施設を確保した。

 同社によると、預かったペットは累計で犬8匹、猫5匹(27日時点)。8日時点では犬2匹だったが、相談が急増し、400件を上回った。今月中旬から訪問での対応も開始し、すでにハムスターの世話の依頼を受けたという。

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