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札幌の救急病院で医師3人感染 市内9つ目のクラスターと認定

札幌市役所(寺田理恵撮影)
札幌市役所(寺田理恵撮影)

 札幌市は26日、同市東区の「勤医協中央病院」で新たに40~50代の男性医師3人の感染が確認されたと発表した。3人はいずれも糖尿病や腎臓病関係の病棟で勤務。この病棟にいた入院患者や看護師9人がこれまでに陽性と判明していることから、市保健所は計12人のクラスター(感染者集団)と認定した。

 同市内ではこれまでに病院や介護施設などで8つのクラスターが発生し、うち5つが収束。勤医協中央病院は9つ目のクラスターとなった。市保健所は「院内感染の可能性が高い」との認識を示している。

 勤医協中央病院は入院や手術に対応する2次救急病院。高度な医療を提供し、多くの救急患者を受け入れていた。感染者の発生を受けて救急受け入れを休止し、ほかの病院の負担が大きくなる懸念も出ている。

 札幌市では26日、幼稚園児や会社員の感染も確認。集計漏れが判明した1人も含めると、同市がこの日公表した感染者は6人となった。

 同市の秋元克広市長は26日、報道陣に「国の緊急事態宣言は解除されたが、市内では日々新たな感染者が確認されている。クラスターの発生もあり、油断できる状況にはない」と述べ、市民に5月末まで外出や市外との往来を控えるよう呼び掛けた。

 札幌市は26日、計92人のクラスターが発生した同市北区の介護老人保健施設「茨戸(ばらと)アカシアハイツ」で療養を続けていた陽性患者のうち、陰性が2回確認された入所者について、27日から別の施設への移送を開始することも明らかにした。

 運営法人が管理する休館中の施設に16床を準備し、介護士7人と看護師1人が配置されるとしている。

 この日、北海道で公表された感染者は9人で、残る3人は空知地方に住む30~60代の女性。道によると、3人は同じ職場に勤務しており、これまでに判明している陽性患者1人も出入りしていたという。

 道は「4人は同じ日に同じ場所にいたが、不特定多数の出入りはなかった」としている。

 また、道は26日、道内で感染した患者1人が25日に死亡したと発表した。道によると、26日午後5時時点の感染者は延べ1066人。治療中の患者は227人で、うち12人が重症。26日までに84人が亡くなった。

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