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アビガンの月内承認見送り 加藤厚労相、研究は継続

新型インフルエンザ治療薬「アビガン」(富士フイルム富山化学提供)
新型インフルエンザ治療薬「アビガン」(富士フイルム富山化学提供)

 加藤勝信厚生労働相は26日午前の記者会見で、新型コロナウイルスの治療薬候補「アビガン」について、当初目指していた5月中の承認を見送る考えを明らかにした。「来月以降も臨床研究や治験を継続し、有効性が確認され次第、迅速に薬事承認を行う方針には全く変わりない」と述べた。

 アビガンをめぐっては、藤田医科大(愛知県)などが実施中の臨床研究の中間解析について、第三者の委員会が「科学的に評価することは時期尚早」との見解を示している。加藤氏は「中間解析で極めて高い有効性が示されれば、結果を待たずに薬事承認という流れも想定していた」と語った。

 一方、加藤氏は観察研究で国内で3000人以上の患者に投与した結果を踏まえ「安全性に関しては、問題となる新たな副作用は報告されていない」とも述べた。

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