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【to Tokyo 変貌する街】スカイツリー 首都の「トーチ」は消えない

水滴の中に逆さまに映り込んだ東京スカイツリー。暗くひっそりとする首都を照らすように光を放ち続けていた =東京都墨田区(キヤノンEOS 6D MarkII 100mmマクロレンズ)
水滴の中に逆さまに映り込んだ東京スカイツリー。暗くひっそりとする首都を照らすように光を放ち続けていた =東京都墨田区(キヤノンEOS 6D MarkII 100mmマクロレンズ)
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 首都の下町に新たなランドマーク「東京スカイツリー」が開業したのは8年前。最新技術の粋を、洗練されたデザインと伝統美を感じさせるライティングで彩った。新旧が融合した世界一高い自立式電波塔のお目見えだった。

 テレビ塔の先輩に当たる東京タワーが誕生してから東京はめまぐるしく発展し、成熟に向かった。初の五輪を成功させ、人口は1千万人を突破。次々と高層のオフィスビルやマンションが建った。

 景観とともに人々の生活も変化する。高価だったテレビは一家に1台が当たり前になり、アナログ放送から地上デジタル放送へ移行、携帯端末で受信できるワンセグも普及した。スカイツリーは、そんな時代の要請で生まれた。

 スカイツリーは22日、開業8周年を迎えた。イベントや観光客でにぎわう記念日だが、今年はコロナ禍で様相が異なった。スカイツリーは臨時休業のまま、催し物も中止された。

東京・大手町から見たスカイツリー完成までの軌跡。2008年7月から始まった工事は約3年半に及んだ
東京・大手町から見たスカイツリー完成までの軌跡。2008年7月から始まった工事は約3年半に及んだ
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 人影が少なく、静まりかえった足元の街。しかし、見上げれば、間断なく色を変化させる明かりが目に映る。時に控えめと評されるスカイツリーのライティングだが、人の心が暗くなろうとも、夜の海を照らす1基の灯台のように、確かな光を放ち続けている。(写真報道局 松本健吾)

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