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【コロナ 街を歩く】奥多摩 町を支える「観光問題」に揺れる

 町は全町民に1人2万円、観光協会は加盟事業者に最大15万円を助成するとしているが、男性は観光協会には長年、年数万円の登録費を支払ってきた。「もらって当然。売り上げは従来の1割なのに、とてもじゃないが足りない。行政は一店舗くらい潰れてもいいと思っている」と憤る。

 まもなく首都圏で緊急事態宣言が解除されるが、住民らの不安は残る。男性はかつてダム建設で湖底に沈んだ旧小河内村出身だ。取材の最後にこう漏らした。

 「都心のために作られたダムのせいで私の故郷は湖に沈んだ。いつも都心優先で、私たちはこんな時までまた犠牲にされているのかと思う。奥多摩に来てくれる気持ちはうれしいが、その行動で犠牲になる人もいるということを、忘れないでほしい」

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