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女川原発1号機の廃炉作業、今年9月までに着手へ 宮城県が東北電力の計画了承 

女川原発1号機の廃炉計画について了承し、東北電側に要望書を手渡す宮城県環境生活部の鈴木秀人部長(右)=22日、宮城県庁(塔野岡剛撮影)
女川原発1号機の廃炉計画について了承し、東北電側に要望書を手渡す宮城県環境生活部の鈴木秀人部長(右)=22日、宮城県庁(塔野岡剛撮影)

 宮城県と女川町、石巻市は22日、東北電力女川原発1号機(女川町、石巻市)の廃炉作業の開始をそれぞれ了承し、東北電に伝えた。東北電は今年9月までに施設の除染など廃炉作業に着手する見通し。

 東北電はこの日、県庁や市役所などを訪問。県と2市町は、廃炉の際に発生する低レベル放射性廃棄物の適切な処理や、住民への正確な情報提供などを東北電に要請した。東北電の金沢定男原子力部長は「安全最優先で、地域住民、県民に分かりやすい情報提供を行っていく」と述べた。

 1号機の廃炉をめぐっては今年3月、原子力規制委員会が東北電の廃炉措置計画を認可。廃炉作業の開始には安全協定を結ぶ県と2市町の了解を得る必要があった。東北電によると、廃炉作業を4段階に分け、34年間かけて実施。令和35年度の廃炉作業完了を目指している。廃炉措置計画の費用は419億円。

 県環境生活部の鈴木秀人部長は「地域住民の生活などへの影響を考慮して了承に至った」と説明した上で「廃炉措置は長期に及ぶ。地域住民の健康面などに留意して実施してほしい」と強調した。

 女川1号機は昭和59年に運転開始。平成23年の東日本大震災以降は停止し、発電所としては平成30年に廃止となった。

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