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子規派の長老、内藤鳴雪を紹介 子規記念博物館

内藤鳴雪を紹介する特別展=松山市
内藤鳴雪を紹介する特別展=松山市

 正岡子規の門人として異彩を放った内藤鳴雪(めいせつ)を取り上げた特別展「子規派の長老、内藤鳴雪-子規と歩んだ第二の人生-」が松山市道後公園の子規記念博物館で始まった。新型コロナウイルス感染症拡大防止のための休館期間が明けて、第1弾の展示となる。

 内藤鳴雪は弘化4(1847)年、松山藩士、内藤家の長男として江戸の藩邸で生まれ、武士として藩主の小姓となったのをはじめ、正岡子規の祖父で藩儒学者の大原観山から漢詩を学んだ。愛媛県や文部省に勤務した官僚でもあり、近代教育制度の確立に尽力。愛媛県では小学校や松山中学の新設に中心的な役割を担った。明治22年、東京にある「常盤会」寄宿舎の監督になり、寄宿生だった子規と親交を深め門人となった。45歳で官僚を辞して本格的に俳人として第二の人生を歩み始めた。

 子規よりも20歳年長とあって、一門の最長老。温かい人柄で「鳴雪翁」と呼ばれ、若者たちの相談相手ともなり、子規も大きな信頼を寄せていた。

 人生哲学は「なりゆきに任せる」。鳴雪の俳号も「なりゆき」からとったという。古典文学や能、狂言、歌舞伎といった芸能への深い造詣に根差した句を多く残した。激動の時代にユーモア精神を忘れず、さっそうと自由に生きた。

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