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富士山、史上初の「閉鎖」 静岡も通行止め発表

富士山=昨年11月17日(渡辺浩撮影)
富士山=昨年11月17日(渡辺浩撮影)
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 新型コロナウイルス感染拡大を受けて、静岡県は18日、県が管理する富士山の3つの登山道を、開山期間に当たる7月10日~9月10日に通行止めにすると発表した。山梨県も既に登山道の通行止めを発表しており、今夏は富士山の登山ができない。

 4つの登山道が全て通行止めになるのは、戦後に静岡、山梨両県が登山道の管理を始めて以降、記録がない。歴史をさかのぼっても、噴火で登れなかったときを除いて、富士山の「閉鎖」はなかったとみられる。

 通行止めになるのは、山梨県の「吉田ルート」と静岡県の「御殿場ルート」「須走(すばしり)ルート」「富士宮ルート」。

 「3密」を解消できないため全ての山小屋が休業を決め、両県とも登山道のパトロールや維持管理ができず、登山者の安全確保ができないためとしている。

 山小屋の休業は救助活動にも重大な支障があり、両県とも登山道にバリケードを設置するとともに、侵入して登らないよう強く呼び掛けている。

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 富士登山の歴史をめぐっては、飛鳥時代に聖徳太子が空飛ぶ馬で駆け上がったという伝説があるが、平安時代末期から修験者の修行の場とされ、登山道が形づくられたとみられる。江戸時代には富士信仰「富士講」の登山が本格化した。

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