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札幌の介護施設、感染者87人 別のクラスター3つは収束

計87人の感染が確認された介護老人保健施設「茨戸アカシアハイツ」=17日、札幌市北区(寺田理恵撮影)
計87人の感染が確認された介護老人保健施設「茨戸アカシアハイツ」=17日、札幌市北区(寺田理恵撮影)

 札幌市は17日、新型コロナウイルスの感染者集団(クラスター)が発生している同市北区の介護老人保健施設「茨戸(ばらと)アカシアハイツ」で、新たに60代と90代の女性入所者2人の感染が確認されたと発表した。この施設の感染者は計87人となった。

 また、同市内で発生したクラスターのうち、札幌呼吸器科病院(白石区)▽札幌厚生病院(中央区)▽スポーツ教室-の3つについて、「感染拡大が収束した」との見解を明らかにした。

 北海道では17日、8人の感染が確認され、このうち6人が札幌市で判明した。市は同日、70代の女性が16日に亡くなったことも明らかにした。

 アカシアハイツをめぐっては、市が「適切な介護が必要」として陽性患者を病院に移さず施設療養を継続。施設内で新たな感染確認と入所者の死亡が相次いでいる。

 市は12日から入所者の病院への移送を始めたが、運営法人によると、現在も陽性患者38人を含む入所者67人が施設内にとどまっている。介護職員の不足が解消されず、食事を1日3回から2回とし、入浴を取りやめるなど介護サービスを減らして対応している。

 市によると、施設内では1日時点で陽性患者を2階に、陰性の入所者を1階に分けして管理。1階では陽性の疑いのある入所者と陰性の入所者がいるという。

 1階で入所者や職員の感染確認が続いており、市の担当者は「感染の落ち着きを踏まえてサービスを投入する。入所者や家族に心配をかけているが、経過をみなければならない。人数と構造から個室で管理するのは難しい。入所者が(外へ)移動し、医療と介護を提供していく流れをつくれば中の状況も改善する」などと釈明した。

 市によると、市内で発生した8つのクラスターのうちライブバー(中央区)がすでに収束しており、新たに3つが収束。残るクラスターのうち、国立病院機構北海道がんセンター(白石区)とコールセンターは収束に向かっているという。

 道によると、17日午後5時時点の道内の感染者は延べ1014人。治療中の患者は338人で、うち16人が重症。17日までに75人が亡くなった。

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