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日常への道は手探り 緊急事態解除の街、表情さまざま

仙台三越では従業員は館内の清掃など営業再開に向けた準備に追われた=15日、仙台市青葉区(塔野岡剛撮影)
仙台三越では従業員は館内の清掃など営業再開に向けた準備に追われた=15日、仙台市青葉区(塔野岡剛撮影)
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言が39県で解除された翌日の15日、各地では日常生活を取り戻そうとする動きが本格化し始めた。感染防止対策を徹底して営業を再開する店舗がある一方、自粛を続ける店も。日常への道のりは手探りで始まったばかりだ。

 4月29日以降、感染者が確認されておらず、今月7日からは、遊興施設など42業種を対象に出されていた休業要請が全面的に解除となっている宮城県。仙台市中心部の繁華街には、徐々に人並みが戻りつつある。

 同市青葉区の映画館「フォーラム仙台」は15日、約1カ月ぶりに営業を再開。劇場の座席の間隔を1席ずつ空けたのに加え、政府の専門家会議が示した「新しい生活様式」に対応するため、館内のチラシを置くケースについても、間隔を広くする対策を取った。

 同館の橋村小由美(さゆみ)支配人は「チラシを見に来る人も多いので、密集状態をつくらないようにした」と説明。「本来なら多くの人に来てほしいが、大々的に言えない状況。複雑な心境だ」と明かした。

 同区の百貨店「仙台三越」では、16日の全館営業再開を前に従業員が準備に追われていた。3つの出入り口に客や従業員の体温を計測できるサーマルカメラを設置するなどの対策を講じるといい、鵜沼伸一広告担当課長は「安全な環境でお客さまを迎えられるようにする」と話した。

 ボウリングやカラオケなどの複合型レジャー施設の「ラウンドワン佐賀店」(佐賀市)では、フェースガードを着けた従業員が来店者を検温したり、ゲーム機をこまめに消毒したりしていた。友人とボウリングを楽しんでいた男子大学生(21)は「自宅にこもっていたので、早く外に出て遊びたかった」と笑顔を見せた。

 特定警戒都道府県の指定解除となった福岡県。福岡市・天神の西鉄福岡駅では電車が到着すると大勢の利用客が足早に改札口を通り抜けていった。男性会社員(39)は「大型連休前に比べると明らかに人が多い。宣言は解除されたが、油断はできないので気を引き締めたい」と話した。

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