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【コロナ 街を歩く】原宿・竹下通り タピオカ店休業も…買い物客健在

原宿の竹下通り=13日、東京都渋谷区
原宿の竹下通り=13日、東京都渋谷区

 いつもなら独特のファッションに身を包んだ若い男女や、国内外からの観光客でごった返す東京・原宿の竹下通り。都内では新型コロナウイルスの感染拡大防止のため外出自粛が引き続き求められる中、竹下通りの人出は普段よりは少ないものの、クレープ店は一部営業し、買い物を楽しむ人々の姿もあった。13日午後、記者が歩いた。(橘川玲奈)

 JR原宿駅前と明治通りを結ぶ約350メートルの竹下通りは、普段はまっすぐ歩くことが難しいほど混雑し、まさに“密”。だが、この日の客足はまばらで、小学生の女の子や、料理配達サービス「ウーバーイーツ」の配達員が通りを自転車で駆け抜けていった。

 ■客層に変化

 多くの店は休業し、シャッターに「当面の間、休業します」などといった張り紙も目立つ。昨夏大ブームを起こしたタピオカ店もほとんどが休業していた。

 買い物に来ていたネパール人のホテル従業員の女性(30)は「靴を買いに来たのに、店がやっていなかった。でもコロナのためだから仕方ない」と肩を落としていた。

 一方、営業している店も少ないながらあり、買い物や飲食を楽しむ人の姿もあった。通りの半ばにいる、衣服販売のアフリカ系男性たちも、普段のように通行人に声を掛けていた。

 通りを歩いていた大田区の観光業の男性(22)は「普段よりは少ないけれど、人はそこそこ多いですよね」。竹下通りの名物、クレープ店も一部は営業しており、店員の女性(21)によると「平日の昼間、子供連れの人や散歩中の人が目立つ」という。先月初めは「会社帰りや昼休憩で来る人がほとんどだった」というが、感染拡大やテレワークの浸透で客層に変化が出たようだ。

 ■マスクが積まれ

 そんな中、多くの人が足を止めていたのは、雑貨店や土産物屋の店先。使い捨てマスクの箱が積まれ、布製やポリウレタン製のマスクも数多く売られていた。相場は50枚2800~3千円ほど。「個数制限なし」と書かれた張り紙もある。

 マスクを売っていた店員の男性(37)は「1、2箱買う人がほとんどだが、一度に16箱買う人もいた。介護施設で働いていると言っていた」と語った。

 今の竹下通りに、タピオカ片手に自撮りする女子高生はいない。しかし、自粛一辺倒でもない。新たな感染者が減少傾向になりつつも、外出自粛を求められる人々の状況を、街は象徴しているかのようだった。

 新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が続く都内の街を、記者が歩きます。(随時掲載)

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