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東村山から都心へ無料通勤バス コロナ感染防ぐ 銀河鉄道の山本宏昭社長

 赤字の路線バスを補助金を受けずに運営するという独自の経営スタイルを貫いている。現在、東村山駅から市内を巡回する青葉恩多町線と、小平国分寺線の2路線を運行している。廃線や地元の要望があったにもかかわらず実現しなかった赤字路線だ。「区民に迷惑をかけない」という信念で、路線バスの赤字分は観光など貸し切りバスの利益で補填し、地域住民の足を維持している。

 このほか、東日本大震災の被災地へ約2千人の学生ボランティアを無料派遣するなど、地域社会のためになることに取り組んできた。「お金が欲しくてやっているわけではない。大好きなバスで地域の役に立ちたいという思いでやっている」と力を込める。

 今回、無料の通勤バスの運行を決めたのも、地域の力になると考えたからだ。

 「電車内でせきをしたらすごい目で見られる緊迫感の中、仕事に向かっている。ケンカになったというニュースもあった。こんな状況でも社会のために頑張っている人を支援したい」と一念発起。2月に国土交通省へ相談に行き、特例で許可を受け、3月12日から運行を開始した。感染拡大が収まるまで当面の間、継続する。

 新型コロナを乗り越えた先にも夢の続きがある。「空港へのアクセスを良くしたい」と羽田空港までの直行バスを構想する。

 「ビジネスマンが東村山を居住地の選択に入れてくれるようになる。生まれ育ったこの街をバスを使って、さらに良くしていきたい」

(石原颯)

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