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北海道で11人感染、6人は病院関係者「油断できない」

新型コロナウイルス(黄色)の電子顕微鏡画像(米国立アレルギー・感染症研究所提供)
新型コロナウイルス(黄色)の電子顕微鏡画像(米国立アレルギー・感染症研究所提供)

 感染が拡大している新型コロナウイルスをめぐり、北海道と札幌、小樽の両市は9日、道内で新たに11人の感染が確認されたと発表した。前日は6人と25日ぶりに1桁にとどまったが、再び2桁の増加となり、道内の感染者は延べ945人に上った。

 11人のうち6人は病院関係者で、もう1人はクラスター(感染者集団)が発生した施設の入所者。残る4人は感染経路が分かっていない。道の担当者は「病院関係者を検査した結果、陽性が多かった。検査対象によって増減があり、現時点では油断できない」と慎重な見方を示している。

 道内では札幌市を中心に「第2波」が拡大し、病院や高齢者施設で相次いでクラスターが発生。医療機関や人材が集中する札幌市で医療提供体制が逼迫(ひっぱく)し、他の地域の医療崩壊に結び付く恐れが生じている。鈴木直道知事は発症まで約2週間のタイムラグがあるなどとして、今週末も道民に厳しい行動自粛を要請している。

 この日判明した感染者の内訳は、千歳市4▽オホーツク地方3▽札幌市2▽小樽市1▽江別市1-の11人。

 道によると、クラスターが発生している千歳市の「千歳第一病院」で看護師1人と入院患者1人の感染が確認され、同病院の感染者は計45人に。このうち入院患者の90代女性は検体採取後の8日に亡くなり、9日に検査結果が出た。

 さらに、「市立千歳市民病院」で職員1人の陽性が判明し、同病院関係の感染者は計4人となった。千歳市内では70代男性も陽性と判明したが、感染経路は不明。同市では病院や高齢者施設でクラスターの発生が相次ぎ、市内の感染者は延べ97人となった。

 クラスターが発生しているオホーツク地方の「遠軽厚生病院」(遠軽町)でも医療従事者3人が確認され、同病院の感染者は計17人となった。

 感染者が急増していた札幌市では新たに2人と、1日の感染者が3日連続1桁にとどまった。だが、市の担当者も「油断はできない」としている。市によると、2人はいずれも感染経路が不明となっている。

 一方、小樽市が感染を公表した90代男性は同市に住民登録をしているが、クラスターが形成された札幌市の介護老人保健施設「茨戸(ばらと)アカシアハイツ」に約3年前から入所しており、この施設の感染者は計73人に上った。

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