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茨城、外出自粛・休業要請めぐる4段階の緩和基準公表 

 茨城県の大井川和彦知事は7日、記者会見を開き、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛や休業要請などの指針を公表した。県内の感染状況を4つのステージに分け、段階ごとに外出自粛や休業要請、学校再開の基準を定める。大井川知事は「ウイルスとの戦いは長期戦となる。いたずらに社会活動の抑制や緩和を行わず、明確な指針を示してウイルスとの共生を図ることが重要だ」と述べた。(永井大輔)

 ステージの判断指標は、県内の医療態勢(病床稼働率など)▽県内の感染状況(1日の陽性患者数など)▽都内の感染状況(1日当たりの感染経路不明陽性者数)を参考にする。具体的な数値は専門家などの意見を踏まえて決定した。県内の直近1週間の新規陽性患者平均数は1を切り、病床稼働率の平均値も36・8%となっている。指針に照らし合わせると県内は、感染がおおむね抑制できている「ステージ2」の状態だ。

 一方、県の現在の対策状況は、最も厳しい「ステージ4」にあたる。県は外出自粛や休業などの要請をステージ2まで引き下げたい考えで、政府の方針を踏まえつつ、今後も陽性患者が抑制できれば、段階的に緩和していく。緩和のペースは2週間に1度程度を想定している。大井川知事は会見で「政府の専門家会議の結果にもよるが、15日にはステージ3の対応に緩和したい」と述べた。

 ただ、感染者の増加や病床の逼迫(ひっぱく)など、感染状況によってはステージの引き上げも行う。大井川知事は「危険だと判断すれば躊躇(ちゅうちょ)なく、一気にステージ4に引き上げることもある」と説明した。

 県は、県民が今後の自粛要請を予見できるよう、ステージの判断となる患者数や病床稼働率などの数字を毎日更新し、ホームページなどで公表する方針で、大井川知事は「新たな指針で混乱は生じるかもしれないが、毎日更新する数字を見て落ち着いて判断してほしい」と呼びかけた。

 一方、県は博物館や美術館などの県有施設も11日以降、利用制限を緩和する方針も発表した。入館人数や時間の制限などの対策を前提に、アクアワールド県大洗水族館や県近代美術館などの県有施設を順次再開していく。

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