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救急医療、逼迫 札幌市長「終わりが見えない」

臨時記者会見を行う札幌市の秋元克広市長=5日(寺田理恵撮影)
臨時記者会見を行う札幌市の秋元克広市長=5日(寺田理恵撮影)

 感染が拡大している新型コロナウイルスをめぐり、北海道と札幌市は5日、道内で12人の感染が確認されたと発表した。このうち札幌市は9人で、同市の日別感染者で1けた台は4月20日以来。だが、同市では前日まで8日連続で20人を超えており、5日に臨時記者会見を行った秋元克広市長は「終わりが見えない」と危機感をあらわにした。

 札幌市内ではこれまでに院内感染が相次いで発生。秋元市長は会見で「救急体制を守らなければ市民の命を守れない。逼迫(ひっぱく)した状況になっている」などと述べ、外出自粛など感染防止策への協力を訴えた。

 札幌市ではこの日、院内感染が発生している「国立病院機構北海道がんセンター」(白石区)で新たに看護師1人の感染が確認され、同センターの感染者は計78人となった。

 新たに「日本医療大学病院」(豊平区)で医師の感染が確認され、同病院は新規の入院患者受け入れを中止した。

 札幌市では、院内感染や病院関係者の感染が相次いで発生。通常の病気でも救急搬送を受け入れられない病院が増えている。

 1日に入院患者の感染が判明した「勤医協中央病院」(東区)では、院内感染は起きていないものの、救急外来を休止。秋元市長は5日の会見で「(入院や手術を伴う)2次救急をかなり受け入れていた病院がまた一つ減った。昨日も特定の病院に搬送が重なり、やむなく断ったという話も聞いている」などと厳しい状況を明かした。

 また、札幌市は5日、市内で70代と90代の女性2人が死亡したことも発表した。

 道によると、5日午後5時時点の道内の感染者は延べ891人。治療中の患者は490人で、うち19人が重症。5日までに45人が死亡した。

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