PR

ライフ ライフ

激減のニホンミツバチ復活で極上の梅を 和歌山・みなべ

 「ビーフォレスト・クラブみなべ百年の森」の下村勤会長(76)は「今後は巣箱を年に5~10個ほど増やし、町内の養蜂家に分けたい。地道な活動を続け、本来の山の姿に戻していきたい」とした上で、「ニホンミツバチが町内の農家で広く使われるようになれば」と話す。今月下旬には、巣が作られたか確認する観察会を計画している。

「梅システム」は世界農業遺産

 和歌山県は梅収穫量が全国の約65%を占め、昭和40年から昨年まで55年連続で全国1位となっている。農林水産省の統計から、県が市町村別に推計したところ、平成30年はみなべ町が最多、隣接する田辺市が2番目に多く、両市町を合わせると県内の約85%を占めた。

 両市町は約400年にわたって高品質な梅を持続的に生産してきたとされ、国連食糧農業機関(FAO)が2015(平成27)年に「みなべ・田辺の梅システム」として世界農業遺産に認定した。授粉などニホンミツバチと梅との共生関係も評価された。

 ただ、ニホンミツバチは減少し、みなべ町内の梅農家の大部分は業者から納入されたセイヨウミツバチで授粉を行っているのが現状だ。

 町うめ課の担当者は「ニホンミツバチの生息環境を守らないといけないが、梅栽培は時代とともに変化している」としている。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ