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札幌で8つ目の集団感染 市長「期間延長やむを得ない」

臨時記者会見を行う札幌市の秋元克広市長=1日(寺田理恵撮影)
臨時記者会見を行う札幌市の秋元克広市長=1日(寺田理恵撮影)

 感染が拡大している新型コロナウイルスをめぐり、札幌市は1日、高齢者通所施設「茨戸(ばらと)デイケアセンター」(北区)でクラスター(感染者集団)が形成されたと発表した。同市内のクラスターは8つとなった。

 隣接する介護老人保健施設「茨戸アカシアハイツ」でもクラスターが発生しているが、市は別のクラスターと判断。「職員や利用者の行き来がない」と説明している。

 市は同日、新たに「札幌医科大学付属病院」(中央区)で20代の女性看護師の感染が確認されたことも明らかにした。感染経路不明としている。

 札幌市でこの日判明した感染者は21人。5日連続で20人を超え、感染者が急増している。臨時記者会見を行った秋元克広市長は「ゴールデンウイーク期間中は家にいていただきたい」と市民に改めて呼び掛けた。

 また、「札幌のように拡大が続いているところでは期間の延長はやむを得ない状況だ」と述べ、緊急事態宣言の延長に理解を示した。

 同市では、病院や高齢者施設での感染拡大に伴い重症者が増加。重症患者の受け入れ可能な病床数32床(4月30日時点)に対し、重症患者は16人(同)に上った。

 秋元市長は会見で「ほぼ限界に近づいている」と述べ、市内の医療機関に連休中も平日並みの救急体制を維持するよう要請したことを明らかにした。

 札幌市内のクラスターはこれまで、繁華街すすきの地区のライブバー▽札幌呼吸器科病院(白石区)▽国立病院機構北海道がんセンター(同)▽札幌厚生病院(中央区)▽スポーツ教室▽コールセンター▽茨戸アカシアハイツ-の7つが発生。このうちライブバーは収束している。

 茨戸デイケアセンターは8つ目。市によると、この施設では1日、新たに40代の男性介護職員の感染が確認。これまで陽性と判明していた職員2人と80~90代男女利用者2人と合わせ、関係する感染者が計5人となった。

 茨戸アカシアハイツでも1日、新たに入所者と介護職員を合わせて6人の感染が確認され、この施設での感染者は計46人となった。

 さらに、院内感染が拡大を続けている北海道がんセンターでも新たに看護師ら3人の感染が確認され、計74人となった。

 市はコールセンターの感染者が計15人となったことも明らかにした。

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