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栃木・那須塩原の源泉デリバリーが話題 自転車・那須ブラーゼンが宅配 

源泉をくむ那須ブラーゼンの選手=那須塩原市塩原の湯守田中屋
源泉をくむ那須ブラーゼンの選手=那須塩原市塩原の湯守田中屋

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で臨時休業している栃木県那須塩原市塩原の旅館「湯守田中屋」が誇る温泉の源泉を自転車ロードレースのプロチーム、那須ブラーゼンが配達する「源泉デリバリー」が話題だ。外出自粛で“巣ごもり”を余儀なくされている中、注文が相次ぎ、1日先着4組限定の予約はすでにいっぱいに。地域住民のストレスを癒やしている。

 常に湧き出ている温泉は休業中も止めるわけにはいかないため、田中屋が「地域のために活用したい」と4月中旬から源泉の無料配布「源泉テークアウト」を開始。ブラーゼンの運営会社の若杉厚仁社長らが知り、「レースの中止や延期が相次ぐ中、地元の役に立ちたい」と配達の協力を申し出た。

 一般的な家庭用の浴槽1回分の源泉約100リットルをくみ上げ、選手やスタッフがチームカーで運ぶ。源泉は60度以上あるため、シャワーなどで温度を調整して入浴してもらっている。配達エリアはブラーゼンのホームタウンの大田原市、那須塩原市、那須町。無料ということもあり先月21日の開始から注文が相次ぎ、サービスを終了する6日までの予約はすでにいっぱいだ。

 かき入れ時のゴールデンウイークの休業は田中屋にとって大きな痛手だが、田中佑治専務は「大型連休に外出を自粛できるかが(収束に向けた)大きなポイントになると思う。今は外に出られないストレスを家で温泉に入り癒やしてほしい」と願う。若杉社長も「源泉を(旅館に)取りにくるだけではなく届けられればもっと広く利用してもらえると思った。少しでも地域の人たちに喜んでもらえればうれしい」と語った。

 ブラーゼンでは大田原市、那須塩原市、那須町を対象に、地域の飲食店の料理を無料で宅配する「ブラーゼンEats」も1日に開始するなど、コロナ禍の中、地域貢献を続けている。(伊沢利幸)

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