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「第2波到来」と危機感 札幌市、広がる感染経路不明

 感染が拡大している新型コロナウイルスをめぐり、札幌市は24日、同市内で14人の感染が確認されたと発表した。うち3人はクラスター(感染者集団)が発生している病院の職員だが、院内感染ではないとみられる看護師の感染も判明。市内の施設に勤務する介護士も陽性と判明し、感染の広がりが懸念される。

 市によると、クラスター外の看護師は濃厚接触者から感染したとみられ、症状がないため勤務していた。市は勤務時の接触者の調査を進めている。

 介護士についても、施設の利用者名簿を基に感染が広がっているかどうかを調査。市の担当者は「感染が広がらないよう施設に指導している」としている。

 市によると、24日に市内で判明した14人のうち3人は、院内感染によるクラスターが発生した「国立病院機構北海道がんセンター」(同市白石区)と「札幌呼吸器科病院」(同)の職員。

 クラスター以外の11人のうち、1人は市立新琴似緑小学校の給食調理員の40代女性。同小の給食調理員の感染者は計3人となった。別の1人は市手稲消防署の出張所に勤務する消防職員。同消防署によると、この職員は発症日の2日前から一般市民との接触はなかったという。

 また、14人のうち7人について、市は感染経路不明としている。

 市の担当者は「クラスターの広がりは抑えられてきたが、単発事例の多い日が続き、さらなるクラスターの発生を予見させる。感染者が不特定多数と接する機会がまだある」と危機感を示した。

 札幌市の秋元克広市長は24日、市感染症対策本部で「第2波が到来していると考える。より一層の努力と工夫が必要な状況だ」などと述べ、市民に郊外への外出も控えるなどの協力を呼び掛けた。

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