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栃木県の事故件数減少、外出自粛影響か 春の交通安全運動期間中

緊急事態宣言対象地域が全国に広がった後の宇都宮市中心部。交通量が減少したとの声もある
緊急事態宣言対象地域が全国に広がった後の宇都宮市中心部。交通量が減少したとの声もある

 栃木県の「春の交通安全県民総ぐるみ運動」期間中(今月6~15日)の事故件数が昨年の期間中(5月11~20日)に比べ17件減の101件となり、平成以降では2番目に少なかったことが県警のまとめで分かった。新型コロナウイルスの影響による外出自粛で交通量が減少したために昨年を下回った可能性があるが、県警は「事故には引き続き注意してほしい」と呼びかけている。

 期間中は事故件数に加え、死者数が1人減の1人、負傷者数が36人減の115人と、昨年の期間中を軒並み下回った。「人対車両」の事故に関しては、昨年同時期と比べ10件減の1件と大幅減となった。

 また、期間中の道路での交通指導、取り締まりが昨年の期間中に比べ918件減の2896件となり、全体の交通量が減少したことがうかがえる。営業に携わっているため現在も仕事の移動に乗用車を使用しているという宇都宮市の50代の女性会社員は「最近は道路が空いているように感じる」と話す。

 県警交通企画課は「外出自粛により交通量が減少し、事故が減った可能性はある」としながらも、「事故件数自体が年々減少傾向にある。わずか10日間のデータでもあり、一概には判断できない」と引き続き事故への注意を呼びかけた。

 政府による緊急事態宣言の対象地域が全国に広がったことを受け、県内でも店舗の休業などが相次いでおり、県民が外出を自粛する状況が今後も続くとみられる。同課は「交通量が減ると車両がスピードを出しがちになり、大きな事故はむしろ増える危険性もある」と指摘。引き続き、夜間の原則ハイビーム走行や横断歩道前の一時停止などを呼びかけていくとしている。(根本和哉)

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