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介護の濃厚接触で感染か 看護師4人陽性 群馬

クラスターが発生した有料老人ホーム「藤和の苑」=伊勢崎市(橋爪一彦撮影)
クラスターが発生した有料老人ホーム「藤和の苑」=伊勢崎市(橋爪一彦撮影)

 群馬県の要請で急増する新型コロナウイルス感染者を受け入れ、治療にあたっていた利根中央病院(同県沼田市)の看護師の感染が続いている。18日に男女3人、19日にも女性が感染、計4人となった。利根中央病院は感染症指定医療機関ではないが、10日から感染者10人を受け入れ、うち9人が集団感染が続く有料老人ホーム「藤和の苑」(伊勢崎市)の入居者ら。県では介護が必要なため濃厚接触が避けられず感染したとみている。

 利根中央病院では感染者受け入れにあたって、動線を別にするなどゾーニングを徹底して病棟を設置。病棟入り口も電子錠のドアにし、パーテーションなどで区切った最奥部に病室を置くなどして、専任の看護師11人には研修を受けさせ配置していた。

 受け入れを始めた今月10日前後は「藤和の苑」での感染者が急増した時期で、当初3人だった受け入れ患者も10人に増えた。うち「藤和の苑」関係者が9人で、7人が食事や着替えなどで介護が必要な入所者だった。

 県によると、防護服などの感染予防態勢はしっかりしていたが、「患者に要介護度の高い方が多く、密接な生活介助が多い中で感染した可能性が高い」とみている。感染した4人には発熱症状がみられるが、いずれも容体は安定している。4人の同居家族11人とPCR検査を受けていない3人の看護師の検査を急ぐ。

 利根中央病院では、収容していた感染患者を全員転院させた上で18日に病棟の消毒を終えたが、19日から外来や救急、入院患者の受け入れを止めた。地域の中核病院でもあり、早期再開を目指す。県は「患者を守るために非常に協力的で大きな役割を担っていただいた。1日も早く復旧するよう、支援していきたい」としている。

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