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仙台市、新型コロナ拡大で入学式と始業式が急遽延期…クラスター発生に広がる混乱

入学式が延期となった仙台市立宮城野小学校では、新入生の机に配布物が置かれていた=15日、仙台市宮城野区(塔野岡剛撮影)
入学式が延期となった仙台市立宮城野小学校では、新入生の机に配布物が置かれていた=15日、仙台市宮城野区(塔野岡剛撮影)
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、仙台市は15、16日に予定していた入学式と始業式を急遽(きゅうきょ)延期し、学校関係者は15日、対応に追われた。市は14日夜に10歳未満の男児を含む男女8人の感染を確認したほか、市内の保育所と英会話教室の2カ所をクラスター(感染者集団)と断定。児童や生徒にも感染が拡大している事態に、混乱が広がっている。

 市によると、14日に感染が確認されたのは同市泉区の「いずみ保育園」の50代女性職員や園児のほか、同市泉区の英会話教室「ASTER向陽台校」を受講していた10代の男子小学生ら計8人。感染の拡大を受けて市では14日夜、市立の小中学校の入学式、始業式を5月7日以降に延期することを明らかにした。

 いずみ保育園とASTER向陽台校では、7日に感染が確認された外国籍の20代女性が講師を担当する英会話教室が行われていた。いずみ保育園ではこれまでに保育士など6人、ASTER向陽台校でも小学生5人の感染が判明しており、市ではいずれもクラスターが発生したと断定した。

 郡和子市長は14日夜の記者会見で、市立の小中学校の入学式と始業式を直前になって延期したことについて「混乱を招き、申し訳ない。責任はこのような判断をした私にある」と陳謝した。延期の期間中も臨時登校日を設け、感染症対策を実施した上で教科書の配布などを行うとした。

 仙台市立宮城野小学校(同市宮城野区)では、15日午前6時ごろに新入生95人の保護者らにメールで入学式の延期を知らせた。教科書などの配布は児童の安全面を考慮し、この日から3日間で保護者が受け取りに来るという。

 同校の佐藤貢校長(59)は「先が見えない不安を解消できるよう、児童にこまめなケアを行いたい」と語った。

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