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千葉で休業要請スタート 急転直下の実施に混乱も

千葉県北西部のビジネス関連個室型施設に掲示された臨時休業を知らせる張り紙=14日
千葉県北西部のビジネス関連個室型施設に掲示された臨時休業を知らせる張り紙=14日

 新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるための千葉県による休業要請が14日、始まった。当初の見送り方針から一転、週末に急遽(きゅうきょ)決まった実施に、混乱する施設も見られた。

 千葉市若葉区にある自動車教習所「千葉県自動車練習所」は12日、ホームページ(HP)上に15日からの休業を知らせる告知を出した。森田健作知事が14日からの休業を要請する方針を示したのはその日の夕方。広さが1千平方メートルを超える同施設は要請の対象に含まれるが、「3日はないと教習生への連絡は間に合わない」(延沢加寿雄所長)と14日は営業を行い、15日から休業することにした。

 14日は通常通りの教習と、教習生への電話連絡に追われた。

 2日にいったん休業し、13日から店を開ける予定だった松戸市のクラブは、12日の知事の表明を受け、急遽店を開けることを断念した。経営者の女性(71)は「これ以上の休業は店の存続に関わる。従業員の意見を聞いていったん閉店するかどうか判断せざる得ない」とため息をつく。

 「どの事業も国に税金を納め、社会の役に立っているのに、特定の事業を不要不急と決めつけて休業を求めるのはおかしい」。特定の業種を決めて休業要請を行う国や県のやり方を厳しく批判した。

 自動車教習所などと同様に広さが1千平方メートルを超える施設は休業の対象となる図書館。県内で約40館の民間図書館を運営するNPO法人「情報ステーション」理事の岡直樹さん(35)は「新型コロナウイルスの影響で、利用者は減った。千葉市内の子供たちがゆっくり絵本を読める滞在型の図書館などは感染防止のために既に休館にした」と話す。

 ただ、「自粛、自粛でできることが減っている。こういうときこそ、本を読んで知識を得たいという人もいる。必要な本を貸すことは図書館の役目だ」とも漏らす。船橋市内の商店内の図書施設などは対面応対せずに会員証で本を借りることができるため、「営業を続けたい」と語った。

 休業要請の影響は施設の利用者にも及ぶ。浦安市に住むマージャン愛好家の元銀行員の男性(83)は「(マージャン店への)休業要請はやむを得ない」としつつも、「早く、収束してほしい。友人と再会してマージャンを楽しみたい」と話した。

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