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札幌市の病院で10人感染 市内2つ目のクラスター 

 感染が拡大する新型コロナウイルスをめぐり、札幌市は11日、院内感染の疑いがもたれている札幌呼吸器科病院(白石区)で、入院患者と看護師計7人の感染が確認されたと発表した。さらに、10日に感染が判明した長野病院(同)の入院患者が、1日に札幌呼吸器科病院から転院していたことも明らかにした。

 札幌呼吸器科病院ではこれまでに看護師2人が陽性と判明しており、同病院に関係する感染者は計10人となった。札幌市内でのクラスター(感染者集団)の発生は、繁華街すすきの地区のライブバーに続き2例目。

 同市内では11日、この病院の関係者以外にも感染経路が不明の5人が陽性と判明。この日市内で判明した感染者は計12人に上り、1日に判明した感染者数では最も多かった9人を上回った。市の担当者は「病院のクラスターを除くと5人。明日以降の数字を検討しなければならない」と述べ、現時点での評価を避けた。

 札幌市によると、11日に札幌呼吸器科病院で感染が確認されたのは入院患者4人と看護師3人の計7人。市はこれまでに病院関係者約50人に対して検査を実施し、現在も約30人の検査を進めている。

 同市によると、長野病院ではほかの入院患者ら65人に検査を実施し、すでに59人が陰性と確認されたという。市は長野病院について「現時点で院内感染は確認されていない」との認識を示している。

 同市内では11日、この病院のほかに感染経路が同日時点で不明の5人が陽性と判明。このうち20代と50代の女性2人は親子で、母親は京都府での滞在歴があるが、発症日は娘の方が早かった。

 また、5人のうち1人は本人の強い希望で国籍や居住地、年代、性別、職業、海外渡航歴を全て非公表としている。市の担当者は「(公表に応じるよう)説得できなかった。おわび申し上げる」と謝罪した。

 北海道では11日、札幌市以外でも4人の感染が判明し、このうち遠軽町に住む消防職員の20代男性ら2人が現時点で感染経路が不明となっている。

 道によると、感染経路が分かっている2人のうち1人は90代の女性で、クラスターが発生した千歳市のグループホームの入居者。

 残る1人はオホーツク地方に住む60代の女性。これまでに同居家族3人が陽性と判明しており、東京都での滞在歴がある60代の男性が含まれている。

 この日、北海道で判明した感染者は計16人で、4日連続で2けた台となった。

 11日午後5時時点の道内の感染者は延べ255人。このうち159人が陰性と確認され、治療を終えた。治療中の患者は86人で、うち5人が重症。これまでに10人が亡くなっている。

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